生兵法(読み)ナマビョウホウ

デジタル大辞泉 「生兵法」の意味・読み・例文・類語

なま‐びょうほう〔‐ビヤウハフ〕【生兵法】

中途半端に兵法を知っていること。未熟な兵法。
十分身についていない知識技術。なまはんかな学問

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精選版 日本国語大辞典 「生兵法」の意味・読み・例文・類語

なま‐びょうほう ‥ビャウハフ【生兵法】

〘名〙 (「なま」は接頭語)
① なまはんかに兵法を知っていること。未熟な武術を心得ていること。なまへいほう。
狂歌吾吟我集(1649)七「中々にやめようさぎのなま兵法いぬにかまるるきずのもとひぞ」
② (形動) なまはんかな知識などを身につけていること。また、そのさま。
※雑俳・柳多留拾遺(1801)巻八下「若ひ身でなま兵法な後家をたて」

なま‐へいほう ‥ヘイハフ【生兵法】

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