生坂(村)(読み)いくさか

日本大百科全書(ニッポニカ) 「生坂(村)」の意味・わかりやすい解説

生坂(村)
いくさか

長野県北西部、東筑摩郡(ひがしちくまぐん)にある村。村域は、山地を深い谷をなして蛇行する犀川(さいがわ)流域から急斜面山腹にまたがり、小集落が散在する山村。中心部は犀川に沿う上生坂。国道19号が通る。稲作のほか梅漬、シイタケ、巨峰ブドウの加工・栽培など食品製造・加工を手がけている。松本市へのマイカー通勤者が多い。観光地に渓谷美の山清路(さんせいじ)がある。面積39.05平方キロメートル、人口1639(2020)。

[小林寛義]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android