生止(読み)いきとまる

精選版 日本国語大辞典 「生止」の意味・読み・例文・類語

いき‐とま・る【生止】

〘自ラ四〙 死なないでこの世に生きのこる。生きながらえる。
源氏(1001‐14頃)関屋「かくいきとまりて、はてはてはめづらしき事どもを聞きそふるかな」

はえ‐どまり【生止】

〘名〙 自然にはえたままでとどまること。はえることが自然にとまった部分
浮世草子好色一代女(1686)一「額はわざとならず、じねんのはへどまり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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