生瀬(読み)なまぜ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「生瀬」の意味・わかりやすい解説

生瀬
なまぜ

兵庫県南東部、西宮市(にしのみやし)の一地区。武庫(むこ)川が六甲(ろっこう)山地から武庫平野に流れ出る右岸にあり、有馬街道に沿う旧宿場町。国道176号が通じ、JR福知山線(JR宝塚線)生瀬駅がある。現在は住宅地化が進んでいる。地下炭酸水を利用してウィルキンソン炭酸泉会社の工場が1903年(明治36)以来、炭酸水の生産を続けてきたが、鉱泉と工場は1990年(平成2)に閉鎖された。

[藤岡ひろ子]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android