生禅(読み)ナマゼン

デジタル大辞泉 「生禅」の意味・読み・例文・類語

なま‐ぜん【生禅】

禅を学び、なまかじりなのに自分では悟った気になっていること。野狐禅やこぜん

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「生禅」の意味・読み・例文・類語

なま‐ぜん【生禅】

〘名〙 (「なま」は接頭語) なま悟りの禅。ひとり合点の中途はんぱな禅。野狐禅(やこぜん)
俳諧・続深川集(1791)「ごす茶碗を売に出さるる〈芭蕉〉 なま禅の二階居間にとぢこもり〈沾圃〉」

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