内治(読み)ナイチ

デジタル大辞泉 「内治」の意味・読み・例文・類語

ない‐ち【内治】

《「ないぢ」とも》国内政治内政。「内治に力を注ぐ」

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精選版 日本国語大辞典 「内治」の意味・読み・例文・類語

ない‐ち【内治】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ないぢ」とも )
  2. 一国内の政治。国内を治めること。内政。
    1. [初出の実例]「抑々内治の調はざるは古来政務を人民に与へざるに出づるもの多し」(出典:日本開化小史(1877‐82)〈田口卯吉〉二)
    2. [その他の文献]〔管子‐八観〕
  3. 家庭内または後宮などをまとめおさめること。〔礼記‐昏義〕
  4. 傷や病気服薬など内科的治療法によって治すこと。⇔外治(がいち)
    1. [初出の実例]「我瘍医は湯液内治のみに非ず」(出典:形影夜話(1810)上)

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普及版 字通 「内治」の読み・字形・画数・意味

【内治】ないち

国内の政治。

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