産徴(読み)さんちょう

妊娠・子育て用語辞典 「産徴」の解説

さんちょう【産徴】

お産の始まりの前にみられる、血液の混じったおりもののこと。少量出て、ふつう、このあと1〜2日のうち陣痛が始まります。

出典 母子衛生研究会「赤ちゃん&子育てインフォ」指導/妊娠編:中林正雄(母子愛育会総合母子保健センター所長)、子育て編:渡辺博(帝京大学医学部附属溝口病院小児科科長)妊娠・子育て用語辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の産徴の言及

【出産】より

…そのために卵膜が子宮下部の子宮壁から剝離して,血液が混じった粘液が排出される。これを〈しるし(産徴)〉といい,分娩開始の徴候とすることもあるが,分娩の推進力である陣痛を分娩開始とするほうが妥当と思われる。
[分娩の経過]
 分娩の経過を分娩第1期,第2期および第3期の3期に分ける。…

※「産徴」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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