産道感染(読み)サンドウカンセン

デジタル大辞泉 「産道感染」の意味・読み・例文・類語

さんどう‐かんせん〔サンダウ‐〕【産道感染】

母子感染一つ胎児産道を通る時に細菌ウイルス感染すること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

妊娠・子育て用語辞典 「産道感染」の解説

さんどうかんせん【産道感染】

母体の持っていた病原体(ウイルスや菌など)が分娩のとき産道の粘膜血液を介して赤ちゃんに感染すること。B群溶血性連鎖球菌大腸菌ほかB型肝炎ウイルス性感染症である性器ヘルペスクラミジアなどの感染があります。病原体によっては、感染予防のために帝王切開になる場合もあります。

出典 母子衛生研究会「赤ちゃん&子育てインフォ」指導/妊娠編:中林正雄(母子愛育会総合母子保健センター所長)、子育て編:渡辺博(帝京大学医学部附属溝口病院小児科科長)妊娠・子育て用語辞典について 情報

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