用心時(読み)ヨウジンドキ

デジタル大辞泉 「用心時」の意味・読み・例文・類語

ようじん‐どき【用心時】

用心を必要とするとき。また、火事に特別注意しなければならない冬の季節
府中の町も―の暮になりぬ」〈浮・諸国ばなし・三〉

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精選版 日本国語大辞典 「用心時」の意味・読み・例文・類語

ようじん‐どき【用心時】

  1. 〘 名詞 〙 特に用心を必要とする時刻。また、火災の用心を特に厳重にしなければならない冬の季節。
    1. [初出の実例]「用心時のふる里の月 留守にをくも今は花盛〈胤久〉」(出典:俳諧・物種集(1678))

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