デジタル大辞泉
「用意」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
よう‐い【用意】
〘名〙
① よく気をつけること。深い心づかいのあること。意を用いること。
※宇津保(970‐999頃)国譲下「その日は題いだして、用意しつつふみつくり給ふ」 〔
論衡‐順鼓〕
② ある事を行なうにあたり、前もって備えておくこと。準備しておくこと。したく。
※宇津保(970‐999頃)楼上下「おはしまさんさまのよういせん」
※金刀比羅本平治(1220頃か)下「人は候はぬかといへば、よういしたる事なれば
返事もせず」
③
競技などをはじめる前に、準備を促すためにかける
掛け声。
※
陸上競技の
研究(1921)〈寺田瑛〉七「
従来の出発合図法は主として『用意』の次が『
ドン』であった」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「用意」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報