田口大戸(読み)たぐちの おおと

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「田口大戸」の解説

田口大戸 たぐちの-おおと

?-? 奈良時代官吏
天平勝宝(てんぴょうしょうほう)7年(755)部領使(ことりづかい)として下野(しもつけ)から筑紫へつかわされた防人(さきもり)をひきいたおり,兵部少輔大伴家持(おおともの-やかもち)に防人たちの歌18首を進上。そのうちの11首が「万葉集」巻20におさめられている。天平宝字8年上野守(こうずけのかみ)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android