田尻[町](読み)たじり

百科事典マイペディア 「田尻[町]」の意味・わかりやすい解説

田尻[町]【たじり】

宮城県中北部,遠田(とおだ)郡の旧町。東北本線が通じる。低地では水田が広がり丘陵地では畑地灌漑(かんがい)が行われる。タバコを産するほか,養豚も行われる。中沢目貝塚史跡),木戸瓦窯跡(史跡)がある。2005年に蕪栗沼・周辺水田がラムサール条約登録湿地となる。2006年3月,古川市,志田郡松山町,三本木町,鹿島台町,玉造郡岩出山町,鳴子町と合併し市制大崎市となる。65.59km2。1万3405人(2003)。

田尻[町]【たじり】

大阪府南西部,大阪湾に臨む泉南郡の町。泉州紡織工業地帯の一部で,紡績・織布工場多く電機,機械器具の工場もある。南部泉州タマネギの特産地。南海電鉄本線が通じる。5.62km2。8085人(2010)。

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