田島征彦(読み)たじま ゆきひこ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「田島征彦」の解説

田島征彦 たじま-ゆきひこ

1940- 昭和後期-平成時代の絵本作家。
昭和15年1月9日生まれ。田島征三(たしま-せいぞう)の双子の兄。昭和51年型絵染めでえがいた「祇園祭」でブラチスラバ世界絵本原画展金のリンゴ賞をうけた。簡潔な力づよい画風で,作品はほかに「じごくのそうべえ」(53年絵本にっぽん賞),「あつおのぼうけん」(吉村敬子と共同制作)など。京都府八木町で田舎暮らしをたのしみ,エッセイ集に「丹波でいごっそう」など。27年自閉症児と友達の交流を描いた「ふしぎなともだち」で日本絵本賞大賞。大阪府出身。京都市立美大(現京都市立芸大)卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android