田楽刺(読み)デンガクザシ

デジタル大辞泉 「田楽刺」の意味・読み・例文・類語

でんがく‐ざし【田楽刺(し)】

田楽豆腐のように、槍などでまん中を刺しつらぬくこと。いもざし。

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精選版 日本国語大辞典 「田楽刺」の意味・読み・例文・類語

でんがく‐ざし【田楽刺】

〘名〙
① 田楽豆腐のように刀や槍で中央を刺し貫くこと。
浄瑠璃仮名手本忠臣蔵(1748)六「大身鑓(おおみやり)の田楽ざし。拙者手料理ふるまはんと」
将棋で、香車を打ってきき筋にある敵の二つ以上の駒に取りをかけ、駒得(こまどく)をはかること。

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