田烏(読み)たがらす

精選版 日本国語大辞典 「田烏」の意味・読み・例文・類語

た‐がらす【田烏】

〘名〙 農夫をさげすんでいう語。
浄瑠璃・五十年忌歌念仏(1707)上「はたけつくりのたがらすや」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の田烏の言及

【小浜[市]】より

…現市街は1600年(慶長5)入部の京極高次が北川,南川を堀に利用して築城し,低地を埋め立てて町を開こうとしたのに始まり,34年(寛永11)以後酒井氏11万石の城下町として明治に至った。1918年小浜線開通後,港は海運に代わって若狭湾漁業の根拠地となり,現在は市東部の田烏(たがらす)のきんちゃく網と付近の定置網の漁獲物の集散地をなしている。また近年は栽培漁業にも力を入れている。…

【多烏浦】より

…若狭湾岸中央部の半農半漁の集落。現福井県小浜市田烏。17世紀後期以後〈田烏〉と表記するが,古くは〈多烏〉であった。…

※「田烏」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android