田臭(読み)デンシュウ

デジタル大辞泉 「田臭」の意味・読み・例文・類語

でん‐しゅう〔‐シウ〕【田臭】

田舎くささ。やぼったさ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「田臭」の意味・読み・例文・類語

でん‐しゅう ‥シウ【田臭】

〘名〙 身なり、態度応答考え方などに見られる、いなかくささ、また、やぼったさ。
三四郎(1908)〈夏目漱石〉八「『そんな偉い人ばかり出る所へ行ったって仕方がない。僕はよさう』『又田臭(デンシウ)を放った。偉い人も偉くない人も社会へ頭を出した順序が違ふ丈だ』」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android