田舎口(読み)いなかぐち

精選版 日本国語大辞典 「田舎口」の意味・読み・例文・類語

いなか‐ぐち ゐなか‥【田舎口】

〘名〙
田舎者のしゃべり方。田舎者の言うこと。
浮世草子・好色由来揃(1692)五「是はていしゅいなかぐちにはまれなと、これより酒になって」
都会から郊外への出入口
葬列(1906)〈石川啄木〉「田舎口から入って来る炭売薪売の馬の、冴えた鈴の音が」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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