田道(読み)たみち

精選版 日本国語大辞典 「田道」の意味・読み・例文・類語

た‐みち【田道・畷】

  1. 〘 名詞 〙 田と田との間の道。あぜみち。なわて。〔書言字考節用集(1717)〕
    1. [初出の実例]「露繁き田道(タミチ)を辿りしやも知れねど」(出典置土産(1900)〈国木田独歩〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「田道」の解説

田道 たじ

日本書紀」にみえる武人
荒田別(あらたわけ)の子。竹葉瀬(たかはせ)の弟。仁徳(にんとく)天皇53年天皇から兵をあたえられて新羅(しらぎ)(朝鮮)を討つ。55年蝦夷(えみし)の反乱をしずめるために派遣されたが,伊峙水門(いしのみと)で戦死。のちふたたび反乱をおこした蝦夷が田道の墓をほったところ,大蛇がでてきて食い殺されたという。

田道 たみち

たじ

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android