甲許母(読み)こう きょも

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「甲許母」の解説

甲許母 こう-きょも

?-? 奈良時代医術家。
続日本紀」によれば,養老5年(721)学問をふかく修得し師範資格がある者を賞したとき,医術の分野にすぐれたとして絁(あしぎぬ),糸,布,鍬(くわ)をあたえられた。神亀(じんき)元年(724)城上連(きのえのむらじ)に氏姓をあらためた胛巨茂(こう-こも)と同一人ともされる。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android