甲賀宮国分寺(読み)こうがのみやこくぶんじ

世界大百科事典(旧版)内の甲賀宮国分寺の言及

【紫香楽宮】より

…しかしやがて5月11日,都はここから平城京にかえされ,大仏造営は平城京の金鍾寺で再開され,これがのち東大寺となる。 いっぽう〈甲賀宮国分寺〉の名が天平勝宝3年(751)《奴婢見来帳》にみえる。信楽町雲井に残る礎石群は紫香楽宮跡とよばれるが,伽藍配置(東大寺式の変形)の跡を示し,中門跡の北に金堂,講堂,僧房,小子房跡があり,中門跡から回廊跡が東西にのび,北に折れ鐘楼,経楼跡に結び,これらの伽藍跡の東に塔院(中門,塔,回廊)跡があり,小子房跡の東は食堂跡らしい。…

※「甲賀宮国分寺」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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