精選版 日本国語大辞典 「申切」の意味・読み・例文・類語
もうし‐き・る まうし‥【申切】
〘他ラ四〙
※今昔(1120頃か)四「世の人の物不思ぬが云はむ事を何が捕へ仰せ給ふと申し切りつ」
② (謙譲の意を失って) 断言する。はっきりという。
※満済准后日記‐応永二九年(1422)六月八日「於二三位一者自二最前一御脈至極御難儀由大略申切歟云々」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報