画学(読み)ガガク

デジタル大辞泉 「画学」の意味・読み・例文・類語

が‐がく〔グワ‐〕【画学】

絵画を研究する学問。また、絵画をかく技術

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「画学」の意味・読み・例文・類語

が‐がくグヮ‥【画学】

  1. 〘 名詞 〙 絵を描く技術。また、絵画のことについて研究する学問。
    1. [初出の実例]「画学精深ならざるの弊と云べし」(出典:随筆・鑒禅画適(1852)南北述古)
    2. 「画学と習字にかけては全級誰も及ぶもののない長吉の」(出典:すみだ川(1909)〈永井荷風〉四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の画学の言及

【院体画】より

…元豊の改正が画院にいかなる変革を与えたかは明らかでない。徽宗の崇寧3年(1104),算学書画学が建てられ,米芾(べいふつ)が書画学博士となった。1106年書画算医学が廃止され,書画学のみ国子監に付して博士1人がおかれ,07年(大観1)には定員を30人とし,両斎に分けて士流と雑流とを区別し,10年には,書学生を翰林書芸局に,画学生を翰林図画局に入れて,学官・人吏を省いた。…

※「画学」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android