画帖(読み)ガジョウ

デジタル大辞泉 「画帖」の意味・読み・例文・類語

が‐じょう〔グワデフ〕【画×帖】

絵を集めた折り本、またはとじ本。画集
絵をかくための帳面画帳スケッチブック

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精選版 日本国語大辞典 「画帖」の意味・読み・例文・類語

が‐じょう グヮデフ【画帖】

〘名〙
① 絵を集めた折本、または冊子。画集。
※淇園文集(1816)二「和田隆侯蔵天下名山水画帖序」
② 絵をかくために画用紙などをとじて作った折本、または冊子。
草枕(1906)〈夏目漱石〉三「飄然と画帖を懐にして家を出でたからには」

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百科事典マイペディア 「画帖」の意味・わかりやすい解説

画帖【がちょう】

折りたたんだ帖に,直接絵を描き,あるいは紙に描いた絵をはり込んだもの。中国では明から,日本でも江戸時代から,特に文人画家の間で多く用いられた。

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