画餠に帰す(読み)がべいにきす

精選版 日本国語大辞典 「画餠に帰す」の意味・読み・例文・類語

がべい【画餠】 に=帰(き)す[=属(ぞく)す]

  1. ( 絵にかいた餠は食べられないところから ) 考えや計画などが失敗に終わって、すっかりだめになる。むだぼねおりになる。
    1. [初出の実例]「牀蓐枕席の際にては如何なる神算鬼籌これあり候とも画餠(グヮベイ)に属(ゾク)し申すべく候」(出典:近世紀聞(1875‐81)〈染崎延房〉五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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