画鷁(読み)がげき

精選版 日本国語大辞典 「画鷁」の意味・読み・例文・類語

が‐げき グヮ‥【画鷁】

〘名〙 (昔、鵜に似た想像上の鳥、鷁(げき)船首の飾りとしたところから) 船の異称
本朝麗藻(1010か)上・林花落灑舟〈大江以言〉「棹郎忽怪黄頭雪、画鷁応繍羽紅
宴曲宴曲集(1296頃)四「深楼は春の雲を写し、画鷁は波の前に開く」 〔張正見‐泛舟横大江詩〕

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普及版 字通 「画鷁」の読み・字形・画数・意味

【画鷁】が(ぐわ)げき

船首に鷁鳥をえがく。北周信〔画風を咏ずる詩、二十四首、二十三〕金鞍、磧岸に聚り 玉軸、中に泛(うか)ぶ 畫鷁、先づ水を防ぎ 媒ち舟を

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