デジタル大辞泉
「畏む」の意味・読み・例文・類語
かしこ・む【▽畏む】
[動マ四]
1 恐れる。
「海中を渡るとき、な―・ませまつりそ」〈記・上〉
2 恐れ多いと思う。かしこまる。
「千代にも斯くしもがも―・みて仕へ奉らむ」〈推古紀・歌謡〉
3 謹んで承る。
「大君の命―・み磯に触り海原渡る父母を置きて」〈万・四三二八〉
[補説]3の例は、形容詞「かしこし」の語幹「かしこ」に接尾語「み」のついた形とみて、恐ろしいので、恐れ多く思って、などの意に解する説もある。
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