畔織(読み)あぜおり

精選版 日本国語大辞典 「畔織」の意味・読み・例文・類語

あぜ‐おり【畔織】

〘名〙 織物名称一つ。経(たていと)と緯(よこいと)とを、互いに他の数本の糸を越えさせて織り、田のあぜのように、表面にでこぼこを生じさせた織物。経が緯を越えたものを経畔織、緯が経を越えたものを緯畔織という。琥珀(こはく)八丈仙台平(せんだいひら)博多、斜子(ななこ)などに用いられる。畝織(うねおり)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android