留学生(読み)リュウガクセイ

デジタル大辞泉 「留学生」の意味・読み・例文・類語

りゅうがく‐せい〔リウガク‐〕【留学生】

外国に滞在して学術技術などを学ぶ学生。「国費留学生」→就学生
[類語]研修生

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精選版 日本国語大辞典 「留学生」の意味・読み・例文・類語

りゅうがく‐せい リウガク‥【留学生】

〘名〙 外国に派遣されて学術・技芸修得・研究する学生。
続日本紀‐天平勝宝四年(752)閏三月丙辰「留学生无位藤原朝臣刷雄従五位下」

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山川 日本史小辞典 改訂新版 「留学生」の解説

留学生
るがくしょう

遣隋使・遣唐使にともなわれて入唐した学生のうち,長期間の留学を求められた者。僧ならば学問僧とよぶ。多く官人の子弟から選ばれ,推古朝の高向玄理(たかむこのげんり),在唐17年ののち734年(天平6)に「唐礼」などの漢籍武具をたずさえて帰国した吉備真備(きびのまきび),また帰国をはたせず唐で高官となった阿倍仲麻呂らが著名。延喜大蔵省式によれば絁(あしぎぬ)4疋・綿20屯・布13端が支給され,在唐中は唐政府の保護・監督下におかれた。

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