畜趣(読み)ちくしゅ

精選版 日本国語大辞典 「畜趣」の意味・読み・例文・類語

ちく‐しゅ【畜趣】

〘名〙
源平盛衰記(14C前)三六「鶴は畜趣(チクシュ)なりけれども、恩を知るの志此の如し」
※延慶本平家(1309‐10)二本「今も山には大なるねずみをば頼豪ねずみとぞ申すなる。頼豪よしなき妄執に牽れて多年行業を捨て、畜趣の報を感じけるこそ悲けれ」

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