畜養(読み)チクヨウ

デジタル大辞泉 「畜養」の意味・読み・例文・類語

ちく‐よう〔‐ヤウ〕【畜養】

家畜などを飼い育てること。
《「蓄養」とも書く》捕まえた魚を生け簀や小さな池などで短期間飼育すること。大きな池の水の交換などの際に行われる。また、捕獲したマグロウナギ幼魚アワビ・伊勢エビなどを生け簀で育てること。大きくして高価で販売する目的や生きたまま販売する目的で行われる。

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精選版 日本国語大辞典 「畜養」の意味・読み・例文・類語

ちく‐よう‥ヤウ【畜養】

  1. 〘 名詞 〙 動物、特に家畜などを飼いやしなうこと。育てること。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「水族館は〈略〉類を分ちて、数百の魚鰕鱗介を畜養したれば」(出典:東京風俗志(1899‐1902)〈平出鏗二郎〉下)
    2. [その他の文献]〔韓非子‐難二〕

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普及版 字通 「畜養」の読み・字形・画数・意味

【畜養】ちくよう・きくよう

やしなう。

字通「畜」の項目を見る

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