番う(読み)ツガウ

デジタル大辞泉 「番う」の意味・読み・例文・類語

つが・う〔つがふ〕【番う】

[動ワ五(ハ四)]
二つのものが一組みになる。組み合う。対になる。「仲よく―・うおしどり
雌雄が交尾する。つるむ。「小鳥が―・う」
つがえる1」に同じ。「矢を―・う」
先駆けや車副くるまぞい左右に立てる。
「御ありきの折はおぼろけにて御前ごぜん―・ひ給はず」〈大鏡・時平〉
かたく約束する。
使者にむかひ―・ひし詞は取りかへされず」〈浄・井筒業平〉
[動ハ下二]つがえる」の文語形
[類語]つるむ発情盛る求愛交尾

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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