疑似・擬似(読み)ぎじ

精選版 日本国語大辞典 「疑似・擬似」の意味・読み・例文・類語

ぎ‐じ【疑似・擬似】

〘名〙
① よく似ていること。紛らわしいこと。
読本南総里見八犬伝(1814)八「世の常言に違ふことなく、擬似(ギジ)の迷ひを解けども悟らで」 〔漢語便覧(1871)〕〔魏志‐杜恕伝〕
② (━する) そっくりまねすること。また、まねしたもの。
※授業編(1783)六「其の徂徠の文も歩々必ず滄溟に擬似(ぎジ)するにも非ず」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android