疑懼・疑惧(読み)ぎく

精選版 日本国語大辞典 「疑懼・疑惧」の意味・読み・例文・類語

ぎ‐く【疑懼・疑惧】

〘名〙 (「ぎぐ」とも) うたがいおそれること。
※妙一本仮名書き法華経(鎌倉中)三「こころ、なほ疑懼(キク)(〈注〉ウタカヒヲソレ)をいたきて」
即興詩人(1901)〈森鴎外訳〉友誼愛情と「未だ聴かざりし時の我疑懼、鬱悶苦悩は幾何なりし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android