疫鬼(読み)エキキ

デジタル大辞泉 「疫鬼」の意味・読み・例文・類語

えき‐き【疫鬼】

疫病をはやらせるという悪神疫病神

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「疫鬼」の意味・読み・例文・類語

えき‐き【疫鬼】

〘名〙 疫病を流行させるという悪神。やくびょうがみ。
太平記(14C後)二三「我已に疫鬼(エキキ)に魂を奪はれ、今は何に武(たけ)く思ふ共叶ふまじ」 〔論衡‐訂鬼〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「疫鬼」の読み・字形・画数・意味

【疫鬼】えきき

やくびょう神。〔論衡、訂鬼〕(せんぎょく)氏に三子り。生れて(に)げ去り、疫鬼と爲る。

字通「疫」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android