デジタル大辞泉 「痛事」の意味・読み・例文・類語 いた‐ごと【痛事】 非常につらく、困ったこと。特に、費用が多くかかること。「ちッと―だが翌日あすは終日いちにち見物させよう」〈和田定節・春雨文庫〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「痛事」の意味・読み・例文・類語 いた‐ごと【痛事】 〘名〙 (懐をいためることの意から) 費用のかかること。出費。ものいり。江戸時代、明和(一七六四‐七二)頃から通人の間で用いられた語。※洒落本・無量談(1771)「頗長(よこのび)の痛(イタ)ごとの理窟有(りくあり)の」※洒落本・虚誕伝(1775)「金壱歩のいた事あり」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報