痛酷・痛刻(読み)つうこく

精選版 日本国語大辞典 「痛酷・痛刻」の意味・読み・例文・類語

つう‐こく【痛酷・痛刻】

〘名〙 (形動) ひどく苦しいこと。苦痛であること。また、そのさま。
※知恩院本上宮聖徳法王帝説(917‐1050頃か)「我大王与母王、如期従遊、痛酷无比」
あめりか物語(1908)〈永井荷風長髪狂乱の女に一種痛刻な快味を与へる為めなのです」 〔欧陽建‐臨終詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android