痴人・癡人(読み)ちにん

精選版 日本国語大辞典 「痴人・癡人」の意味・読み・例文・類語

ち‐にん【痴人・癡人】

〘名〙 おろかな人。ばかもの。ちじん。
聖徳太子伝暦(917頃か)上「俗之癡人。若有触犯、則彼必被禍」
正法眼蔵(1231‐53)礼拝得髄「かくのごとくの癡人、いたづらに父国をはなれて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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