痴呆・癡呆(読み)ちほう

精選版 日本国語大辞典 「痴呆・癡呆」の意味・読み・例文・類語

ち‐ほう【痴呆・癡呆】

〘名〙
① 愚かなこと。
丸善三越(1920)〈寺田寅彦〉「其贖罪の為に種々の痴呆を敢行して安心を求めんとする」
精神病理学で、獲得した社会生活を営むために必要な精神的能力が、持続的・本質的に失われる状態をいう。→認知症(にんちしょう)。〔医語類聚(1872)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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