痴福・癡福(読み)ちふく

精選版 日本国語大辞典 「痴福・癡福」の意味・読み・例文・類語

ち‐ふく【痴福・癡福】

〘名〙 世俗の幸福に迷い、正しい道理がわからないこと。おろかで、世俗の幸福にとらわれること。
仮名草子可笑記(1642)一「されば夢窓国師と申せし貴きひと、癡福(チフク)三生の怨(あだ)と宣ふ」 〔通俗編‐境遇痴福

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