痴騃(読み)チガイ

デジタル大辞泉 「痴騃」の意味・読み・例文・類語

ち‐がい【痴×騃】

[名・形動]おろかなこと。また、そのさま。
「われ等二人の間にはまだ―なる歓楽のみ存じたりしを」〈鴎外舞姫

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精選版 日本国語大辞典 「痴騃」の意味・読み・例文・類語

ち‐がい【痴騃】

〘名〙 (形動) おろかなこと。また、そのさま。
※類従本懐風藻(751)我所思兮在楽土〈釈道融〉「我所思兮在楽土。欲往従兮痴騃難」
西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉七「佯(いつはり)て痴騃(〈注〉バカノフリヲスル)を粧しければ」 〔周礼注‐秋官・司刺

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