瘡掻(読み)かさかき

精選版 日本国語大辞典 「瘡掻」の意味・読み・例文・類語

かさ‐かき【瘡掻】

  1. 〘 名詞 〙 皮膚病にかかっている人。特に梅毒患者をいう。かさっかき。
    1. [初出の実例]「うつるやまひは皆はやりもの 瘡かきの入こつみぬる有馬の湯」(出典:俳諧・立圃万句(1652)菊何)

かさっ‐かき【瘡掻】

  1. 〘 名詞 〙 「かさかき(瘡掻)」の変化した語。
    1. [初出の実例]「さあどうにつきやれとは入るかさっかき」(出典:雑俳・柳多留‐一六(1781))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android