癒瘡木(読み)ユソウボク

デジタル大辞泉 「癒瘡木」の意味・読み・例文・類語

ゆそう‐ぼく〔ユサウ‐〕【癒×瘡木】

ハマビシ科の常緑高木。葉は羽状複葉で、青い5弁花を散形につけ、果実黄色樹脂をグアヤク脂とよび、試薬などに用いる。西インド諸島中央アメリカ分布。グアヤクの木。

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精選版 日本国語大辞典 「癒瘡木」の意味・読み・例文・類語

ゆそう‐ぼくユサウ‥【癒瘡木】

  1. 〘 名詞 〙 ハマビシ科の常緑高木。西インド諸島および中央アメリカ原産。高さは約一〇メートル。葉は羽状複葉で二~三対の長卵形の小葉がある。花は青色。果実は長さ約二センチメートルの蒴果で黄熟する。材は車両・器具用。樹脂を癒瘡木脂と呼び、化学薬品・駆梅・リウマチ・痛風などに用いる。ポックポート。グァヤクの木。〔五国対照兵語字書(1881)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「癒瘡木」の解説

癒瘡木 (ユソウボク)

学名Guaiacum officinale
植物。ハマビシ科の常緑高木,薬用植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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