癡兀大慧(読み)ちこつだいえ

精選版 日本国語大辞典 「癡兀大慧」の意味・読み・例文・類語

ちこつ‐だいえ ‥ダイヱ【癡兀大慧】

鎌倉時代臨済宗の僧。号は平等房。勅諡は仏通禅師。伊勢の人。はじめ天台・真言を学んだが、東福寺において円爾弁円(えんにべんねん)と論争して敗れ、その弟子となった。郷土安養寺大福寺を開き、のち東福寺に住した。寛喜元~正和元年(一二二九‐一三一二

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android