発歇・往来(読み)おこりさめ

精選版 日本国語大辞典 「発歇・往来」の意味・読み・例文・類語

おこり‐さめ【発歇・往来】

〘名〙 (「おこりざめ」とも)
① からだの熱が、あるいは高くなり、あるいはさめること。また、病がよくなったり悪くなったりすること。
※全九集(1566頃)二「石膏は〈略〉頭痛を治し、申刻ごとに手足より熱して発さめ有をさます」
物事が強まったり弱まったりすること。
※俳諧・二葉の松(1690)「往来(オコリサメ)有る我がなみだ也」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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