白丁花(読み)ハクチョウゲ

デジタル大辞泉 「白丁花」の意味・読み・例文・類語

はくちょう‐げ〔ハクチヤウ‐〕【白丁花】

アカネ科の常緑小低木。高さ約1メートル。よく枝分かれし、葉は狭楕円形で、対生初夏白色または淡紅紫色の花が咲き、漏斗状で先が五つに裂ける。中国インドシナ原産満天星 夏》

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精選版 日本国語大辞典 「白丁花」の意味・読み・例文・類語

はくちょう‐げハクチャウ‥【白丁花】

  1. 〘 名詞 〙 アカネ科の常緑小低木。中国、台湾、インドシナ原産で、観賞用・生垣用に栽植される。高さ〇・六~一メートル。茎はよく分枝する。葉は長さ約二センチメートルの狭長楕円形で対生。初夏、葉腋に白または淡紫色で先の五裂した漏斗状花を開く。根を煎服すれば下痢に効くという。漢名は野丁香で、満天星を慣用漢名とする。はくちょう。はくちょうぼく。こうちょうげ。りとうはくちょうげ。ばんてんし。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「楊花はここらに白(ハク)ちゃう花(ケ)のことぢゃげなぞ」(出典:玉塵抄(1563)一七)

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動植物名よみかた辞典 普及版 「白丁花」の解説

白丁花 (ハクチョウゲ)

学名Serissa japonica
植物。アカネ科の常緑小低木,園芸植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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