白上(読み)しろあげ

精選版 日本国語大辞典 「白上」の意味・読み・例文・類語

しろ‐あげ【白上】

〘名〙 染物黒地、または紺地などに、模様を白く染め抜くこと。また、白く染めぬきにしてあること。しろあがり。
狂歌・狂歌ますかがみ(1736)「寄紺屋恋 此ふみに思ひそめしをしろあけのあいとなりとも返事聞たや」

しろ‐あがり【白上】

〘名〙 染物の黒地、または紺地などに、模様を白く染め抜くこと。しろあげ。
※咄本・口合恵宝袋(1755)四「上着ははな色あやに白(シロ)あがりのもやうをつけて下され」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android