白内障治療剤(読み)ハクナイショウチリョウザイ

病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版 「白内障治療剤」の解説

白内障治療剤

製品名
《ピレノキシン製剤》
カタリン(千寿製薬武田薬品工業
カタリンK(千寿製薬、武田薬品工業)
カリーユニ(参天製薬
ピレノキシン(日東メディック、科研製薬
《グルタチオン製剤》
タチオン(長生堂製薬、日本ジェネリック)

 白内障発症や進行を防ぐ薬です。グルタチオン製剤は、初期老人性白内障、角膜潰瘍角膜上皮剥離、角膜炎に用いられます。


 ときに目の刺激感、かゆみ、白目の充血、かすみ目、目の痛み、角膜のただれなどがおこることがあります。


 点眼剤です。ピレノキシン製剤は1日3~5回、1回1~2滴の点眼が、グルタチオン製剤は1回1~2滴、1日3~5回の点眼が原則です。使用回数、使用量など医師・薬剤師の指示を守り、正しく使用してください。点眼剤の使用上の注意参照

出典 病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版について 情報

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