白映(読み)しろばえ

精選版 日本国語大辞典 「白映」の意味・読み・例文・類語

しろ‐ばえ【白映】

〘名〙
梅雨(つゆ)の頃、小雨が降りながら時々空が明るくなり、雨が止みそうになること。
※俳諧・年浪草(1783)夏「小雨降ながら、折々、はれんとするけしきあるを白ばへいふにや」
② 空などが、白みを帯びてくること。
収穫(1910)〈前田夕暮〉下「白栄(シロバエ)夜空にあかるし風遠く凪ぎて一樹のかげ黒き街」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android