白木綿花(読み)シラユウバナ

デジタル大辞泉 「白木綿花」の意味・読み・例文・類語

しらゆう‐ばな〔しらゆふ‐〕【白木綿花】

白木綿を花に見立てた言い方。波や水の白さのたとえとして用いられる。
「山高み―に落ちたぎつ滝の河内は見れど飽かぬかも」〈・九〇九〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「白木綿花」の意味・読み・例文・類語

しらゆう‐ばな しらゆふ‥【白木綿花】

〘名〙 白木綿を、白い花に見たてた語。波や水の白さのたとえとして用いられる。
万葉(8C後)六・九〇九「山高み白木綿花(しらゆふはな)に落ち激(たぎ)つ滝の河内(かふち)は見れど飽かぬかも」
[補注]「しらゆう(白木綿)①」でつくった造花とする説もある。

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