白湯(読み)サユ

デジタル大辞泉 「白湯」の意味・読み・例文・類語

さ‐ゆ【白湯/素湯】

真水を沸かしただけの湯。
[類語]湯冷まし温湯湯水湯茶熱湯煮え湯ぬるま湯微温湯びおんとうぬる湯熱湯あつゆ湯玉

はく‐とう〔‐タウ〕【白湯】

何もまぜてない湯。さゆ。しらゆ。
薬湯に対して、普通の浴用の湯。

パイタン【白湯】

《〈中国語〉》豚骨鶏がらなどを煮込んで作る、白く濁ったスープ

しら‐ゆ【白湯】

水をわかしただけで何もまぜてない湯。さゆ。

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精選版 日本国語大辞典 「白湯」の意味・読み・例文・類語

はく‐とう‥タウ【白湯】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 何もまぜない湯。しらゆ。さゆ。
    1. [初出の実例]「湯(ゆ)〈略〉素湯(さゆ)(一名白湯)素白也」(出典和漢三才図会(1712)五七)
  3. 薬湯に対して、何も入れない普通の浴用の湯。

さ‐ゆ【白湯・素湯】

  1. 〘 名詞 〙 沸かしただけで、何もまぜないで飲む湯。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「お茶はゑたべませぬ。そんならさゆでも上げましょか」(出典:浄瑠璃・心中刃は氷の朔日(1709)上)

しら‐ゆ【白湯】

  1. 〘 名詞 〙 何もまぜてない湯。さゆ。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「白湯」の意味・わかりやすい解説

白湯
さゆ

水を沸騰させた湯で、茶などを浸出していないものをいう。白湯を冷やしたものを湯冷ましという。白湯は水そのものの味が直接味覚に感じるので、使用する水の水質がよくなければならない。とくに水道水では塩素を含むため、十分に沸騰させることが味のよい白湯をつくる条件である。白湯はまた、南部鉄などの鉄分の溶けにくい茶釜(ちゃがま)、鉄瓶などで沸かしたものが味がよいといわれる。白湯は薬の服用などに用いられる。薬の成分によっては、茶で飲むとタンニンなどと反応し、効力が減退するおそれがあるからである。

河野友美

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